2014年8月19日火曜日

議員は「有権者」が選ぶものなのか?

中学生とLINEでやり取りしている内に、ああ言えばこう言うという状態になってしまい、とうとう恐喝に該当するということで「非難の的」になっている山本大阪府議。大阪維新の会府議団からも「除団」処分となってしまった。橋本大阪市長は、同議員が交野市長選に出馬するという噂に対して、『全く向いていない』とばっさり言ってしまったから、「選ぶのは市民なのに言い過ぎ」と又さざ波がたっているとのこと。

ま、面白いといえば面白いのだ、な。何しろリアルで進行しているのであり、当事者は人生をかけているわけで、必死である。芝居とは違う。

ただ「芝居」だとしてもレベルが低いのが情けない。もっと深い言葉を、意外性のある表現、人間味がそこに見られるような科白を口にできないのか。そう思います。

それにしても「市民が選ぶのに言い過ぎ」という橋本代表への反論。正当なのか?確かに議員にしても、大統領にしても、有権者が選ぶ。政党組織の長だろうと、勝手に評価するなというのは理屈にはかなっている。理屈にはかなっているが、現実には有権者だって候補者の所属政党をみて、その人を信頼もし、評価もし、票に氏名を書くのではないのか。大体、候補者の人柄・能力を個人的に知っている人は多くはない。食材だって、産地を知りたいし、メーカーを知りたい、まして人間においてをや。選挙の時だけ、「私たちが自分の目で選ぶんだから」というのは嘘であろう、と小生は思う。

となると、政党の所属議員としてあるまじき行動をとれば、政党はその人をもやは信頼しない、そして処分する。除名する。それは当り前であるし、それに応じて有権者は考え直すべきだろうと。こう考えるのが自然ではないだろうか。

いまは除名されても、「有権者が選んだのだから」という理由で議員まで失職することはない。しかし、所属政党の信頼を裏切る人物が有権者の信頼を裏切らないと考える根拠は薄い。やはり、所属政党から除名される事態になった議員は、改めて有権者から「信任投票」を受ける倫理的義務があるのではないだろうか。現行の「リコール」制度は、弾劾的な意味が濃厚で実施までの要件が厳しすぎて、ほとんど機能していない。

比較的少数の申し立てによって、個別の議員に-というより「公職」とされる人については広汎に-「信任投票」を受けさせる手続きを設けるべきではないだろうか?もちろん、申し立て理由と信任投票の実施については、公平な第三者機関が判断するべきだ。

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